仕事で電話をたくさん使う人が格安SIMに乗り換えない方がよい理由は2つです。
1つ目の理由:かけ放題の分数が短い
3大キャリアに「かけ放題」があるように、格安SIMにも「かけ放題」をプランで用意している所が多くあります。
ただし、格安SIMは「5分かけ放題」「10分かけ放題」が主流です。
私の経験上、仕事で電話を多用するような人は、まず5分や10分のかけ放題では時間が足りません。
スマホ料金を安くするために格安SIMにしたのに通話料金が加算されたら本末転倒ですよね。
これが1つ目の理由です。
仕事でも使うけど「私は5分、10分のかけ放題で大丈夫!だから格安SIMに変更する!!」
という人も2つ目の理由を必ず見てくださいね。
2つ目の理由:通話品質の問題
結論から言うと、今までと同じような通話なら3大キャリアと通話品質は一切変わりません。
しかしネット上では「通話品質が悪い」「電話がかかるまでが遅い」など低評価も多くあります。
でも通話品質は一切変わらないのは嘘ではないんです。
”今までと同じような通話”ならですが。
結局皆さんはこの言い回しに引っ掛かって「騙された!」「通話品質悪いだろ!!」って言っているわけです。
どういう事かというと、大手キャリアも格安SIM業者も通話回線は同じものを使っているので品質は変わりません。
しかし、「20秒/30円の通常通話の時のみ」という条件が付きます。
格安SIMにかけ放題を付けた時点でこの条件から外れます。
その理由は、「かけ放題」には専用アプリが必要で、その専用アプリが採用している通話回線が格安SIM業者によって違います。
格安SIMが採用している通話方式は以下の3つです。
LINEなどのSNSを利用した通話は「IP電話」を採用しています。
LINE通話は切れる事も多いので「IP電話」を採用している格安SIM業者は避けるべきかなと思います。
ほとんどの格安SIMは「プレフィックス」を採用しています。
「プレフィックス」を使った感想は、発信を押してからコールが鳴るまで「いつもの音声通話」より3秒ほど長いです。
掛かってしまえばストレスらしいストレスはありませんが、通話品質が少し低下しているのも事実です。
しかし、格安SIMにも少なからず高品質の「いつもの音声通話」を使ったサービスも存在します。
Y!mobileがアプリなしの高品質のかけ放題を提供しています。
なにより音声通話の品質を優先したい人は「Y!mobile」を中心に他のシムを比較するとよいでしょう。
仕事でよく電話をかけるけど格安SIMに変更したい場合は、通話方式を必ず確認するようにして下さいね。
ちなみに私はペンギンモバイルの「15分かけ放題」(プレフィックス通話)を利用していますが、何もストレスはありません。
先ほどお伝えした「発信を押してからコールが鳴るまで3秒長い」くらいですが、ストレスになるレベルではありません。
15分もあれば大体の用事を済ます事ができるので、私にはちょうど良いかけ放題ですごく助かっています。